concept会社方針

創業当時の池田ゴム

創業者池田馨は、戦後叔父が営んでいた自転車やリヤカーのタイヤ補修の仕事を手伝い、生計を立てておりました。
そんな折、近所の染色会社から、「長靴の底が減ってしまい、水漏れするので修理してくれないか？」と相談を持ちかけられました。当時は原料となるゴムも統制中であり、修理用のゴムを東京へ買い付けに行き長靴の修理した所、「これは非常に良い」とすぐに評判が広まりました。
その後「会社に修理して欲しい長靴が沢山あるからすぐに来てほしい」と連絡があり、リヤカーを持って行くと、「ゴム屋さんですね？」と一言。創業者は「いつから俺はゴム屋になったんだ？」と驚いたようですが、長靴修理をきっかけに、お客様からゴム屋の始まりを告げられた瞬間でした。
1948年8月12日 開業届を市役所に提出、こうして池田ゴムの前身である池田ゴム商店が誕生しました。